トランスマスター

ハンターキラー 潜航せよのトランスマスターのレビュー・感想・評価

ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)
4.0
青山シアターオンライン試写会にて 
(当選3回目)

地味ではない潜水艦映画

ロシア海域近海で、消息を絶った潜水艦を調査するためジェラルド・バトラー艦長率いる攻撃型潜水艦が、現場へ赴き驚きの展開に発展するお話です。

◆良い点/注目ポイント
・米国海軍の潜水艦のハイテクな内装と、ロシアのアナログな内装。制服も対称的でヴィジュアルセンスの違いを表現しています。
・NSAによるシギント活動、NAVY SEALSによる極秘ミッション、ペンタゴンでの政治劇、ロシア国内での非常事態など海外ドラマ『24』を見ているようなストーリー展開に引き込まれます。
・ジェラルド・バトラーが、軍法会議を恐れず自分の直感で行動する点が、この映画の選択肢を地味なものからエンタメへ昇華させています。

◆改善点
・ゲイリー・オールドマンにはもっと憎たらしい役を希望!
・ロシアでの国難をCIAやNSAが事前に動きを察知していない点が不自然。

◆総括
・タイトル(原題含む)やパッケージで損している印象ですが、最新CGでで表現される魚雷や駆逐艦からのミサイル発射、NAVY SEALSのパラシュート降下など結構派手なシーンも多く、
映像だけでも満足できました。

-2019年50本目-