このレビューはネタバレを含みます
潜水艦の映画といえば
『眼下の敵』
『U-ボート』
『クリムゾン・タイド』
『レッド・オクトーバーを追え!』
これら名作のお陰で、「あぁ、潜水艦モノね」なんて。
きっと数か月もの間、高温多湿なうえに壁びっしりの機器に囲まれた狭い船内で、困難を乗り越えチームワークや絆を培って、海底に息をひそめて・・・
まぁ、だいたいそうでした(笑)
こんなストレスしかない環境下で且つ、限りなく不可能な任務を課せられれ、さらにはサスペンス的ミッションまでクリアする為には、やはり優秀なリーダーが不可欠。
かつてロバート・ミッチャム、ショーン・コネリー、ジーン・ハックマンらも演じていた艦長ポジションにはジェラルド・バトラー。好きな俳優なので自然と応援してしまいます。
結果、やはり彼の豪胆さが見所でした。
潜航開始時、MJのスムースクリミナル風に腕組みのまま体が全員の体が後ろに傾斜していくシーンがツボ。思わず「へぇえええっ」って声出ちゃいました。
ミリタリーに詳しくはないのですが、男だらけの絆や義勇だけでなく戦闘機器・火器の能力や背景にある世界情勢など軍記物語は楽しみ方がいろいろでいいすね。
顔なじみの有名俳優ばかりが、ちゃんと適役でやりそうな演技で言いそうな台詞を言うので、日本のTVドラマのようですが、その辺が安心感なんでしょうかね。