YoshitakaBaba

さようなら、コダクロームのYoshitakaBabaのレビュー・感想・評価

さようなら、コダクローム(2017年製作の映画)
4.0
Netflixオリジナル作品。
特に何も情報も入れず、ただこれ面白そうだなって思って鑑賞しました。
そしたらまさかのまさかのかなりの感動映画で大満足しました。
ここまでのクオリティの高い作品が世に知られていないのが勿体ないと感じる程素晴らしい映画ですね。

主人公マットはレコーダー会社働く男。
かつては大物バンドと契約したりしていたプロデューサーである。
しかし彼は時代遅れのプロデューサーになっていました。
そしてある時ゾーイという女性が会社に乗り込みマットの父ベンが余命が年内である事を知ります。
しかしマットはその父ベンが大嫌いで会おうともしません。
ですが半ば強引に会う事に。
そしてベンは世界的に有名なカメラマンで、これが愛用していたフィルム「コダクローム」の現像がそろそろ終わってしまうからアメリカで唯一の現像所に連れって欲しいとマットにお願いする。
最終は断りますが、大ものバンドに会わせてやるとマネージャーから提案されて渋々行くことに。

というロードムービーです。
余命僅かな父親と息子のずっとすれ違ってきた2人の関係が絆がっ的な話です。
本当に感動します。

そしてベンがワイルドな父親方すぎて驚きますね。
所謂ダメな父親の典型ですね。
結構な破天荒エピソードも多くてびっくりです。

ダメな父親でも父親ですね。
マット自身音楽が好きなのはベンの影響だったり大嫌いな父親でもどこか影響されています。
そしてお互い良好ではなかった事もありお互いのことを全然知りませんでした。
父親と息子の数日ですが、中々良いです。
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