前に「こんな夜更けにバナナかよ」という映画を観たがよく似たシチュエーションだった。
こちらは細菌に侵されて急に首から下が動かなく自発呼吸でさえできなくなってしまった人の実話を元に作られた映画。
書いたのは息子さんらしい。
一度は死にたいと考えた主人公が妻の支えで生きることを強く願う。
余命宣告までされた主人公は友人の助けで人工呼吸器が持ち運べるように改良してもらい病院から出て家で暮らすようになり何十年も生きた。
それまでの体の自由が利かない人たちは牢獄のいるかのようだという例えと近代的な人工呼吸器の装備された病院が印象的。
実話であることが怖くなった。
イギリスは尊厳死が合法化されているのだということも再確認する。
悔いなく生きなければ!