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真救世主伝説 北斗の拳 トキ伝 第四章のkakukoのレビュー・感想・評価

4.0
めちゃくちゃ泣いてしまった。
病にさえ侵されていなければ、、、本当に悔しい。
「3人が別々の時代で生まれていればそれぞれが伝承者になっていた」とか「人格や才能、全てにおいて北斗神拳伝承者に近い男」とか男心くすぐる煽り文句ばっかり並べられて震える。
そんな優しさを兼ね備えた最強の男の映画のジャケット写真が手枷つけられてるコレで悔しすぎる。
もはやケンシロウが解説役に徹している。
剛の拳vs剛の拳。
剛の拳は約束の日まで封印していたとかアツい。
死兆星が輝く。
ラオウが宙を舞う、トキの百裂拳が炸裂。
しかし、死兆星はトキの頭上に。
トキの拳に気が込められていない、込めることができないのか。
ラオウの百裂拳が炸裂。
剛の拳でラオウを超えることこそがトキの悲願。
「トキ、これが俺の最後の涙となるだろう。さらば、わが生涯最強の敵。さらば、我が最愛の弟。これが貴様が目指した、兄ラオウの拳だ」
ラオウの渾身の一撃は地面へ。
「なぜ」
「この血は涙、この一撃はお前の悲しき宿命への兄の恨みと思え。お前を倒したのは我が拳にあらず、病がお前を倒したのだ。今、俺を目指した男トキは死んだ。ここにいるのはただ病と闘う男だ。余生を安らかに暮らせ、トキ。泣きたければ泣け、もう責めはしない。体を厭えよ、トキ」
ラオウとの約束とは、もし、ラオウが道を誤った時、トキの拳でラオウの拳を封じるという約束。
約束を果たせず涙を流すトキ。
ケンシロウがその約束を受け継ぐ。
アツすぎて泣く。
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