くりふ

恋愛被害者の会のくりふのレビュー・感想・評価

恋愛被害者の会(2011年製作の映画)
3.0
【メンタル童貞、居直る】

Netflixにて。2011年のヒンディー映画。恋愛映画のテンプレにはめ込まない特異性は買い。日本のメジャー映画じゃ通らぬ企画でしょう。

ミソジニースパイス入り、お気軽ブロマンス。

オトコトリオに何故か皆、同時期に彼女ができるが、皆、規格外のトンデモ女だった…て話。オトコから見たあるあるは、わかる、と思うが、よほどクジ運悪いのか、オンナの嫌らしさ特盛オンナばかり選んでしまう。

導入は、メガネ君の特異性に唖然としたが…こんな惨劇を迎えるとは!

まあ、嘘くさいのだが、バトルムービーとしての面白さはあるっちゃある。多少なりともオンナと付き合ったことがあれば、攻撃をかわしたり、弱めたりのテクって覚えるものだが、彼らはそれができず、それが本作の個性にもなっている。

モテキと思ったら…相手はピン猛獣かよ!どこかで読んだが、インドは未だ、親が結婚を決めたりするので、男が恋愛慣れできないのだとか。インド映画に出て来る、日本人から見たらストーカーみたいな男の行動は、こうしたお国事情から来ているらしい。

本作のオトコトリオが“恋愛被害者”なのだとしたら、インドのせいなのかもしれない…どうでもいいけど。

演者は、私は知らぬ若手ばかりでしたが、無責任な外野としては、猛獣女の美貌やおっぱいを眺めてやり過ごし、ソコは見応えありました。

<2020.5.31記>
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