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フジコ・ヘミングの時間のkuuのレビュー・感想・評価

フジコ・ヘミングの時間(2018年製作の映画)
3.0
『フジコ・ヘミングの時間』
製作年2018年 上映時間115分
彼女の初のドキュメンタリー映画となる今作は、ワールドツアーで世界を巡って演奏する姿や、自宅で愛する猫に囲まれて過ごす時間など、公私にわたるフジコの素顔に密着。
小生は、

彼女のカンパネラが好きだ。

はじめに、彼女のカンパネラを『好きだ』とするのは彼女のピアノ表現であって、技巧とは違います。
才能があって日々練習に取り組んでいる音大生や他のピアニストに対して申し訳ないので一筆記しておきます。

メタルロック命からクラッシック音楽を知り、貧乏人の小倅から抜け出てから、雨が降ろうが槍が降ろうが、このコロナ禍でも二重マスクをし、週一で知人のピアニストからピアノを教授して頂いて、ヘッポコながらピアノを弾きはじめ(さらいはじめ)かなり経つ。
そんなあくまでもクラッシックファンだし誤りは多々あるけど、
『ラ・カンパネラ S141-3』はリストの大練習曲ちゅう扱いやし、ある程度のテクがあって跳躍が苦手じゃなきゃ普通にさらえる。
さらえるとは、弾けるってのとは違い、さらうだけなら才能のある中学生や高校生、今習ってる師匠の開く発表会でも居る。
たしかに小生からしたら難しいけれども、ものすごく超絶技巧な大練習曲なわけではないと思います。
せやし、一流ピアニストでもっと難しい曲を弾いていてテクニックのある人なら、ラ・カンパネラなんて弾く必要なんてないのかも知れへん。
少し前に辻井伸行さんのコンサートではアンコール三曲目で弾いたのは良かったけどサラット弾いてた。
『ラ・カンパネラ S141-3』は、才能ある人からしたら単なる大練習曲レベルかと思います。
ただ『ラ・カンパネラ S140-3』は超絶技巧練習曲。
『ラ・カンパネラ S141-3』と比べ物にならないくらい難しい曲やと思います。
※お間違いないようにお願いいたします。
クラッシックとしての、また女史技巧限定としてラ・カンパネラ は日本人ピアニスト限定ならアリス=紗良・オットさんのピアノの方が技巧や情感は上手いと思います。↓

https://youtu.be/0-czNkyPQDA


小生は、海外の女史なら今はエリサ・トメリーニさんが技巧に置いても情感に置いても愛してます。↓

https://youtu.be/25St6t4go9khttps://

だけども、クラッシックからしたら世界的レベルじゃ劣ってもブルージーやし小生は、ゴーいんぐまいうぇーの

フジ子・ヘミングのピアノが好き

なんですよね。↓


https://youtu.be/QssJ23iZE_s

扨、長々となりましたが感想は、
彼女の人間性を知り、、演奏で訪れる国々の文化を感じられ、風景や建物、彼女の家や調度品など、
フジ子美学に触れれ、最後はチョイじんわりする終わり方やったから、これまたチョイ🥺ウルっときた。
今作品は、彼女スタイルの音楽に彩られていました。
😸🐱😽🐈️愛みれたかな。
途中で明らかにカット、編集されているんは興醒めしかけたけど。
彼女の伝えたい意図がだらけることなく、小気味よいアクセントになっていたかな。
彼女の弟もホンマある意味味のある俳優さんで強烈やったなぁ。
演奏で訪れる国々の文化を感じられる。
彼女のものの見方や人生観てのは、一途を感じるし小生はやっぱり

彼女の生き方とピアノが好き。

と思えたドキュメンタリーでした。
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