Yellowman

トップガン マーヴェリックのYellowmanのレビュー・感想・評価

5.0
映画に愛された男が挑んだ前人未到の最高のエンタテインメント作品

今年のベスト入りは勿論、人生のマスターピースとして、刻むであろう作品。今作は、最初から36年前をオマージュ。トム・クルーズ演じるマーヴェリックがカワサキのバイクに跨り、飛行機と並走するシーンなんて、当時のまま。そして、ジェニファー・コネリー演じるペニーのバーで、マイルズ・テラー演じるルースター(グースの息子)がグースの十八番だった曲をピアノで、演奏するシーンは、マーヴェリックと同じく、観客の我々にもグッと込み上げてきた筈。
かつての盟友アイスマンの願いから若きトップガン達の教官となったマーヴェリック。
そこには、グースの息子ルースターもいるが、ある事がきっかけで心開かず。他の操縦士達もマーヴェリックをおじさん扱い。ミッションの期間は、3週間・・・

とにかく、この映画は、劇場で、出来ればIMAXで観る事を推奨したい。空中戦の迫力、恐るべきトム・クルーズの身体能力を楽しめる事間違いナシ。脚本も最後の最後まで意表を突いた展開で、終始ドキドキ感と涙腺が緩みっぱなし状態。”仲間“、“友情”、”愛”そして、”熱い気持”
コロナ禍で、希薄になりつつある、大事な感情を思い起こす作品でもあるし、この時代にトム・クルーズがいてくれて良かったなと思う。いい意味での”映画バカ”トム・クルーズは、まだまだ、我々を驚かせてくれるだろう。
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