乙

トップガン マーヴェリックの乙のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「ひと昔前の大ヒット映画の久しぶりの続編」は最近多いですが、これほど望んでいた展開の脚本はあったでしょうか!

映画冒頭は一瞬、間違えて前作のリバイバル上映に来てしまったか?と思うような前作再現。

音楽もレディ・ガガの新曲はラストシーンで流れる以外は、前作のテーマ曲やDanger Zoneで手堅くまとめてます。

物語の主軸はマーベリックとグースの息子に絞っているのが良い。
アイスマンの役どころも、演じるヴァル・キルマーの闘ってきた困難も相まって素晴らしい。

終盤、F-14で敵地から脱出するところは流石に嘘だろ〜と思いましたが、そういう破天荒な展開も映画の醍醐味ですよね。

また、個人的に嬉しかったのは前作でOtis Reddingの"(Sittin' on) The Dock of the Bay"が使われてたの対して、同じOtis ReddingとCarla Thomasのデュエット曲"Tramp"が使われていたこと。
おそらく意識して使われたのでは?と思ってしまいます。

少し残念なところはヒロインがチャーリーから代わってしまったところ。
まぁ、そこは仕方ないのかな…と思いますが。
(メグ・ライアンもワンシーンだけでも出て欲しかったけど、息子の訓練中に母親が出てくるとちょっとマザコンっぽくなっちゃうし仕方ないか…)
乙