米海軍の伝説のパイロット、マーベリック大佐。昇進を拒み、ひたすら現場主義を貫いていた。
そんな中、奇跡を必要とするような困難な軍事作戦遂行のため、ふたたびトップガンに教官として個性溢れるエリートパイロット達を指導することになるが…。
オープニングのデンジャーゾーンで掴みはOK、テンションが上がりました。
マーベリックのジャケットの背中には日の丸が有り、KAWASAKIのバイクをぶっ飛ばす姿に36年の歳月を超越した安心感と満足感を実感!
ストーリーも、ちゃんと現代の最新技術や無人機によるパイロット不要論等のこれからの戦闘機の在り方の話も出てきて、ただの1作目の焼き回しではないストーリーに惹き込まれます。
キャラクター達のヒューマンドラマの配置も絶妙なコンビネーションでスムーズに鑑賞できます!
肝心の戦闘機F-18の飛行シーンは実機を使った撮影だけあって、トムを始め、パイロット役の俳優さん達のGに耐える苦しい表情に思わず前のめりで夢中に。
トム・クルーズ、ヴァル・キルマーは、程よく皺も刻まれたその豊かな表情から、良い感じの歳の重ね方をしていることが分かります。
さらに、かつての美少女ジェニファー・コネリーも熟女の魅力たっぷりで花を添えます。
ラストは意外とあっさり目でした。
あの曲が流れて終われば最高でしたね。
何はともあれ、トム・クルーズの映画愛がひしひしと伝わる、ユーモア溢れ前向きになれる素晴らしい続編に拍手喝采!!
これぞ映画館で観るべき映画でしょう。
そして、アイスマンことヴァル・キルマーは実際に病を患いながらの出演ということを後で知り、涙腺が緩みました。
最後に前作を撮影した大好きなトニー・スコット監督に黙祷。