おなべ

トップガン マーヴェリックのおなべのレビュー・感想・評価

3.8
◉前作『トップガン』(1986年)が公開されてから、実に36年ぶりの最新作となる本作。相次ぐ公開延期を経て、劇場公開されるやいなや、アメリカの週末から戦没将兵追悼記念日(メモリアルデー)の祝日にかけての興行収入記録を更新。延期と共に高まった期待を裏切らない、高評価も納得の作品だった。

◉アメリカの海軍にて、上位1%のエリート・オブ・エリートが集うパイロット養成機関「トップガン」。危険な極秘任務を行う事になり、選りすぐりの若い優秀なパイロット達が招集された。そんな中、任務の成功率を上げるため、戦闘機の操縦を教える教官として、伝説のパイロットであるピート〈マーヴェリック〉が任命されるが…。

◉監督を務めたのは『オンリー・ザ・ブレイブ』の《ジョセフ・コシンスキー》監督。同作品に出演している《マイルズ・テラー》《ジェニファー・コネリー》も参加。また、《トム・クルーズ》と共作の多い《クリストファー・マッカリー》監督が脚本家として名を連ね「そりゃ面白いわ…」と勝手に腑に落ちた。(『オンリー・ザ・ブレイブ』もかなりの傑作だからcheck it out!)

◉轟々と鳴り響く戦闘機のエンジン音ときたら!映画館の大音響で、それも迫り来るほどの臨場感を体感。IMAXで観なかった事を後悔…。

◉往年のテーマ曲で興奮と感涙。「あれ、こんなに思い入れあったっけ?」と感じるほど、なぜだか自然と涙が込み上げてきた。

◉映画音楽やドラマ性、役者の演技や映像演出etc…余計なあら探しをせずに作品に没頭でき、映画の良さが詰まったような王道100点満点の作品だった。

◉書きたい事が多すぎてキリがないため、追記予定。未鑑賞の人は劇場公開している間に是非とも足を運んでみてほしい!もちろん、前作『トップガン』の鑑賞は必須だゾ⭐︎











【す以下ネタバレ含む】











◉マッハ10をも超越した、世界最速の男の格好良さに男惚れ。きっと直に会ったら鼻血ものよ。なっちゃん…いや、《戸田奈津子》師匠!一度でいいから《トム・クルーズ》様に引き合わせてください!私、ヒエラルキーの最下層にいる、しがないサラリーマン男ですが、映画好きには定評があります!何でもします!どうかお一つ、よろしくお願い致します…。

◉ 『クリード』を彷彿とさせる、胸熱な関係性。ズルい演出だと思いながらも、しっかり感動。きっと、天国にいるニックも、2人の素敵な関係性を見て微笑んでるに違いない。
おなべ

おなべ