劇場公開にこだわったトムクルーズ。
「映画は体験だ」
この事実を思い出させてくれた。
手に汗握る、大傑作だった。
やはり、戦闘機アクション。凄まじい。
音、速度、体感。
リアルへのこだわり。
観客にもリアルが伝わる。
戦闘機アクションというと『スカイクロラ』シリーズを思い出した。パイロットたちの飛んでいる最中の様子を喚起させてくれた。
戦争の映画でもあるのだが、悪を描いていない。いい意味で、明るい。
それに登場人物たちみな、いい奴らだ。
全体的な明るさ、軽やかさがいい気分にしてくれる。
だからこそ、今作のみで、何も考えずに楽しめるシンプルな娯楽だった。これがいい。
還暦近いトムクルーズのビーチシーンはたまげた。まだまだ映画頑張ってほしい。希望だね。