トップガン マーヴェリックのMorrisWoodのネタバレレビュー・内容・結末

良くも悪くも1作目の「戦闘機カッコいい！」という部分のみに焦点をしぼってその部分のみをマシマシにした作品。戦闘機の飛行シーンや戦闘シーンの迫力はこれまでのハリウッド作品と比較しても圧倒的。

とはいえ、上記のとおり戦闘機の描写のリアリズムがすごい分、脚本の粗さというかリアリズムのなさが際立っている。出てくる敵が「敵」と表されるだけでどのような国家なのか不明だったり、なぜ作戦に人命の犠牲が出ない精密誘導ミサイルやドローンを使わないのかといった部分の説明が全くないまま、トム・クルーズ演じるマーヴェリックが若者たちの命をリスクに晒してしまうことに悩んでいるシーンが結構出てくるので、あまり感情移入ができなかった。