パルパティーン

トップガン マーヴェリックのパルパティーンのレビュー・感想・評価

5.0
2年延期されてやっとこの時が来た。まず言えるのは上半期No.1は確定である。IMAXで鑑賞した。

まず最初の空母からの離陸のシーンは1と一緒でそのまんまだったから、もううるっと来てしまった。予告編でもあった最新機でのマッハ10のテストでの部屋の屋根が浮くところやそれを見届けるマーヴェリックのシーンは面白かった。その後のいつも通り調子乗ってやらかすところで、帰還してきたところでの少年からの「ここは地球だよ」は吹いた。あの場面での最高のギャグセンスである。戦闘機とバイクを並走させるシーンはもうえぐかった。かっこ良すぎる。

トップガンの教官として帰ってきたマーヴェリックは、親友の息子と対面する。ルースターはずっとマーヴェリックのことを恨んでいるけど、すれ違いでこうなっているだけでちゃんと話あえばいいのに、お互いぶつかっている。そして、味方同士での皮肉の言い合いもこれこれーと思いながら見ていた。飲み屋でのピアノのシーンは過去作のフラッシュバックである。ここが1つ目の泣いたポイント。当時の映像も使った表現でよりしんみりさがあった。

チーム間の仲間意識を上げるためにビーチでアメフトをするシーンは、出演者の肉体美を披露するところだった。フェニックスはスタイルが良くてやばかった。嫌味を言われていたボブもここで1つになれたと思う。その後のペニーと愛し合うところで、何も言わずにドアを開けて相手に委ねるシーンはもう脳汁ブシャーだった。あんなやり方ある?笑
その後の窓から降りた後にペニーの娘と鉢合うシーンは笑った。

アイスマンが亡くなったシーンが2つ目の泣いたポイント。1であんなに皮肉あっていた仲間が亡くなったのは、マーヴェリックにとってはとてもきついものだっただろう。亡くなる前に、アイスマンとあっていた時の「過去は水に流せ」これをアイスマンは言いたかっただろうし、戦友でもあるマーヴェリックをあそこまで信頼しているのは、アツイ部分である。

ミッションを遂行していくところで、ルースターとの仲違いがなくなり、1つのチームとしてお互い切磋琢磨していくところで、ある意味グースとマーヴェリックが重なって見えた。「考えるな。行動しろ」この言葉がルースターの背中を押し、奇跡2が起きたと言っても過言ではない。

お互いを助け合いながらでも最後絶対絶命のところでハングマンが助けに来て、空母で周りに賞賛を浴びている時に、いろんなところが重なって、号泣した。まず、ハングマンとルースターが1のアイスマンとマーヴェリックと重なった。そして、「お前は命の恩人だ」の後の「父の代わりです」ここで涙腺崩壊した。その後のハグするところはグースとマーヴェリックのハグに重なった。

期待値上げ上げで見たがそれを遥々と超えてきた。これを超える作品はこれから出てくるのだろうか。トップガン最高!!


2022年24本目