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トップガン マーヴェリックの19のレビュー・感想・評価

5.0
⚠️半分より下にゆるいネタバレあり!未視聴の人は最後まで読まないで⚠️

ヤッバかった...久しぶりに映画館で涙出た
スパイダーマンNWHが年始から2022ベストムービー独走まっしぐらかと思われた矢先—...
マジかあ どうしよう超えたかもしれない...
続編としてファンが求めるもの全て入ってる、のに、然るべきところに全て収まってた。
えー今更続編?おもしろいのお?と思って本当にすみませんでした。いやでも舐め腐っていたからこそ相乗効果で興奮が半端なかったかも...
私でさえこんなになってるのに当時からのファンどうなっちゃうんだよ
開始から3/4は手に汗握ってたので、起承転結じゃなくてもう起転転転!て感じ 体感
むしろ続編を封切るのに36年もかかったからこそここまでの作品ができたんだなときちんと思わされる良作で、トムクルーズの言う通り映像技術の進化ももちろんだけど、あの映画の中の彼らが36年間スクリーン外で生きていたからこそのストーリー、キャラの深みを感じさせられて涙が出る。特に🐺がトップオブトップでい続けたということがヒシヒシと伝わる描写 痺れる...
これは多分絶対に言っちゃいけないんだけど、むしろこの続編のためにオリジナルがあったのではと感じるほどなのよ

そして!!これはIMAX!!ありがとうIMAX!!! 耳をつんざくエンジンの轟音、まるで本当に自分が滑走路に立っているかのような
そして前作ファンへのご褒美か?という冒頭映像
「——耳を聾する」ってお馴染みの歌詞が出た瞬間格好良すぎた アツくなる...
そしてそして冒頭だけじゃありませんのよ
1番の見どころと言っても過言ではないのでは、のドッグファイトシーン ほぼCGないらしいですね、さすがトムクルーズ...最近の映画ほぼほぼCG、役者はグリーンバックにモーションスーツが珍しくない時代によくぞまあ
あれ、私ウィングマーク持ってたっけ☺️体験ができる 楽しい 超楽しい IMAXもはやアトラクションなのでは?レベルの臨場感なんだけど、視界を覆うスクリーンがこれほどまでに活かされることないんじゃないか。
そして前作は何がどうなってるか分からないシーンでもあったのが(ただでさえ顔がマスクで隠れる)今作では管制塔のカットが入ったり第三者アングルでとってもわかりやすい!!興奮!コールサインはちゃんとメットに書いてあります!!優しい!!

はい、やっと内容に触れます。長えよ!
ちょっとだけネタバレするので観てない人はUターンしてね!
良いところが多すぎてどこからどこを触れたら良いか分からないので箇条書きで行きます(文章力の限界)








・血気盛んな卒業生メンバー
ここなんですよ〜...今回新顔となる海軍パイロットの中でも選りすぐりの精鋭たち、トップガンのパイロットたち!
何が良いって、序盤から散々レジェンド扱いされているマーヴェリックを全然崇拝の対象にしていないところが良いです。
技量がモノを言うパイロットらしく、自分達は選ばれし精鋭だと言う自信が見えるのが良い。
そしてそれをへし折られる訓練シーンが秀逸です
意気揚々、むしろ「化石」呼ばわりの教官をやり込める勢いの子たちが次々と🐺にしてやられていくのがいかに🐺がすごい存在かありありと分かるようです 主人公の特権です
36年も経って物語の主役は若い世代に移るのかと思いきや、バリバリ現役ですよ!と言う印象的な前半シーン...
そして昨晩飲み屋で会ったあの人教官じゃん...のシーンもオマージュされててニッコリ


・ルースターとの確執
これが一大テーマになっていたのかな?前作ではグースを亡くして自信を喪失したマーヴェリックがミグ三機を撃墜したところで終わってるけど、グースの死がいわゆる起承転結の「転」部分だったこともあって、立ち直るまでが割とスムーズに描かれていた印象だったから、グースを巡るマーヴェリックの葛藤が丁寧に描かれていたのが良かった。その象徴のようなルースターとの確執
二人の仲が微妙にすれ違ったまま、ラストシーンに繋がる流れが手に汗握った...ナ



・前作オマージュ
単純に前作と同じブルゾンでトムがバイク乗るんだけど、全く、全く変わってなくてすごかった...
そして、ルースターがピアノで歌うシーン!そっくりすぎない?!びっくり


・文句なしの飛行シーン&クライマックス
あれ、トップガン〜ミッションインポッシブル〜だっけ...?という超難題ミッションに、不可能じゃないと言葉でなく実演で見せるシーン。文句なしに格好いい。「パイロットの腕次第」と言う生徒たちに、君たちがクリアできないミッションは不可能じゃない、腕次第だと見せつけるんですね〜
カッコ良すぎるのでは、と思いますが、良いのです トムクルーズなので 彼はイーサンハントなので
からのクライマックスシーン、面白いように前作をなぞるんだけど、これだけ全要素が良い方向に作用するのは天才集団が製作しているからなのでしょうか
全部が全部伏線になって、被弾したマーヴェリックが堕ちるところ、ああ父親と同じように彼も「味方を助けて死ぬ」のかと本気で思いました 良い客〜
ところで丸腰のパイロットを狙うヘリ怖すぎる
理屈は分かるが状況の異常性すごい

そして間一髪、同じく緊急脱出したルースターを抱き締めるでなく突き飛ばすマーヴェリック、良い
助けられた命を無駄にするな、甘えるなの言い分が、彼がくぐってきた尋常でない修羅場を思わせる トロッコ問題のよう
軍という組織に所属する以上、命の数は絶対なんだなと
言い返すルースター...ああここ良いセリフたくさんあった...
泣きましたここで
クライマックスシーンはクライマックスらしく一番かっこいいです
相手の打ったミサイルを引きつけて相手に被弾させるだと!?奥の手すぎる なにそれ

ということで言いたいことは書き切ったので終わります(唐突)
ここまで読んだ人いますか?ありがとうございます お疲れ様です
あーもう5回ぐらい見たい

220626 追記
二回目視聴 今回もIMAX、今回は友達と
ストーリー全部知ってるので特に細部に集中できた。音響とか音楽とか役者の表情とか。
事あるごとにセリフで言及されるマーヴの「その目つき」うーーーん36年前から変わってない
白い歯キラッってさせた上目遣い
前作でチャーリーをデートに誘うところ全部同じ顔してる あれは顔が良い自覚がないとできない表情だと思うんだけど 特に至近距離で 元祖あざといか?
トムクルーズって背は別段高くないというか若干低めかなと思うんだけどそれとあのカワイイ系の顔、キャラのヤンチャさが相まって怖いものがないんだわ トイプードル並みに自分のカワイさ自覚してると思うわもうこれは トムクルーズがなのかマーヴェリックがなのかわからんのやわ

の、目付き顕在って感じ
あとルースターとの身長差が父子感出てて萌え

ボブの役者さん演技ガチうまいと思う。最初飲み屋で声かけられ〜のハングマンに煽られてるところの表情がガチ陰キャって感じで
しかもちゃんとアメリカの陰キャ感半端ないんだよね、ちゃんとコミュニケーションは取れる感じが
これはアメリカの吉沢亮並みに陰キャの演技が上手いかガチ陰キャかだと思います(失礼)

音楽(挿入歌とか効果音)スゲーなと思ってたらハンスジマーらしい納得
映像の心境がめちゃくちゃに良い 緊張していくところ、緊張が解けていくところとか

アメフトシーンでかかるI ain’t worriedはちゃめちゃに良い...まさに青春みたいなシーンで、トムクルーズもう還暦だけど馴染むどころかメインで青春してたので、年齢関係ねえなと思いました。輝いてました
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