OLIOLI

トップガン マーヴェリックのOLIOLIのレビュー・感想・評価

5.0
ずっと50代の父が「一番この世でかっこいい映画はトップガン。当時は本当にトムクルーズにみんな憧れていたんだよ」と言っていたのですが、エンドロールが終わって頷くことしかできませんでした。20代の女性からも見ても圧倒的にかっこいいトムクルーズを改めて実感しました。

ストーリーは一般人からすると現実離れしているものだったけれど、今日のウクライナ情勢を考えると少し親近感が湧いたというか、ただごとではない感じがしました。またずっと目が離せない飽きないストーリーで脚本も素晴らしかったです。教官としてマーヴェリックがあの地に戻ることが決まった瞬間のいわゆるエモさがたまらなかったです。

マーヴェリックの生きて帰ることへの強い思いが記憶に残っています。
死なないように頭を使う、限界を超えるために挑戦するなど、
心打たれるシーンばかりでした。私も言葉は少なくとも、強く生き抜きたいと感じました。

女性が戦闘員としてキャスティングされていて、しかも同世代の舵をとるシーンが心に残りました。近年の社会情勢によって生まれた新しいかっこよさもふんだんに使用していて、とことんクールな作品でした。

戦闘のシーンよりも練習や機械が出てきたところの撮り方が荒々しく、それでいて格好良く、まさにアメリカ映画という感じがして胸が熱くなりました。各所アメリカンドリームとはこれか、と思うシーンが散りばめられていて、とてもよかったです。

最初のトップガンを見ないで映画館に行ったのですが(とても後悔している。。。)、それでもわかるストーリーです。
前作と繋がる箇所もあるので、どんな人でも楽しめるバランスの良い映画だと思います。劇場は第1回のトップガン世代と思わしき人も多かったのですが、カップルなど若い世代も多い印象でした。
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