「35年振りにテイクオフ！」
世界的ヒット作「トップガン」35年振りの続編。リメイクでもなんでもなくれっきとした続編。前作のトニー・スコット（追悼）に変わりジョセフ・コジンスキーが監督、主人公を演じるのはもちろんマーヴェリックことトム・クルーズ。他にはオリジナルキャストにアイスマンことバル・キルマーも出演する。
前作を見たのがめちゃくちゃ前なんでこの続編を見るために再視聴したが、やっぱトムが若いしなんつーか今以上にトムスマイル多くて軽かったわ。
そのまま続編を見たんで懐かしさとかは感じなかったがやっぱり面白かった。トムはトップガンに戻り教官になるが、全然現場に出まくりで安心。前作よりも話は最小限にとどめて空中戦に重きを置いた感じがするぐらいドッグファイトの場面が多くて手に汗握った。今時こんなに金かけてドッグファイトする作品は無いよなあ。
かと言って話が疎かになっているかと言えばそうでもなくて、前作のグースの息子が生徒になり前作の確執を展開が進むに連れて和解させる
ストーリーがあり、アイスマンとの再会で涙を流すトムも含めてベタだが王道の少年漫画を見てるようで熱い。最初はいがみあってても最後には皆仲間。今回の嫌味キャラハングマンも前作のアイスマンとどことなく似てるしオマージュぽいとこもそこかしこにある。敵の戦闘機を奪ったりあり得ねーって思うとこもなくはないが、そこを突っ込むのは野暮ってもんだ。
しかしヒロインのペニーてのが誰か最後まで分からなかったから凄い唐突に感じた。なんか前作で会話に出てたらしいけど、あんまり覚えてなかったからヒロインの場面だけ置いてけぼりになったよ。
でもやっぱり空中戦の迫力は凄い良かったし劇場向きなのは確実。続編が話に上がってるらしいが、トムの年齢もあるし今度はあまり待たずに見れそうだ。
