吉倉光希

トップガン マーヴェリックの吉倉光希のネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ面白かった。
戦闘機のエンジンの音で座席が揺れると思わなかった。

もちろん私は昨日の今日だから、何十年も「トップガン」「マーヴェリック」に憧れてた人たちと比べたら思い入れが全然違うんだけど、それでも「こんな面白いの!?」となった。
それだけこの映画はみんな魂を預けて作り上げたんだな、というのがわかる。
今回のミッションは、無人戦闘機では成し遂得なかった可能性もあると思ってるけど……やっぱ危険なことには変わりないよな、とも同時に思う。

昔はこういう作品がどうしても苦手で避けてたんだけど、艦これや千銃士をやるうちに「戦略」とか考えるようになって、それが頭の中にあるからなんとなくわかることも増えた。いい傾向だな、と自分でも思う。
知見が広がるってこんなにも楽しい!
広がったからこそ名作を見ることができて、私としてはとても嬉しい。本当にありがとう。

ハングマンがあまりにも素晴らしかったですね。ああいう人大好きなんです助けてください。笑

アイスマンは言うまでもなく前作からいい人だなぁと思ってましたが、理由はわかるけどトップの座に驕らずマーヴェリックをちゃんと認めていたこと、マーヴェリックもアイスマンを信頼していたことがよくわかってよかった。

長年の「苦しい」を、相手は違えど「彼の大切な人」と成し遂げることができて本当によかったね。
相手を思うからこそ難しい選択をして、それを受け入れてもらえなくても黙ってる。真実はわからなくても、「憎いからではなく、本当に自分を大切にしてくれてたんだ」とわかったその時にわだかまりは無くなるのかもしれないね。

ザ・アメリカ映画である以上あまり心配してませんでしたし、やはり「お約束」ではありましたが、だからこそ楽しく素晴らしい物語になってるなと思いました。
吉倉光希

吉倉光希