える

トップガン マーヴェリックのえるのネタバレレビュー・内容・結末

4.9

このレビューはネタバレを含みます

男の子ってこういうのが好きなんでしょ…?の最たるやつ。はい、死ぬほど好きです

ただ、前作を全く観たこともないので、誰と誰の因縁とか、恋愛模様とか、友情とか知らないので、全員初めましてだったのが若干感情移入しづらかったところに-0.1て感じ…。別に映画に非は無い。

1秒目から最後までずっとかっこいい。なんか途中で陽キャ特有のノリみたいなのがちょいちょいあって反吐が出かけたけどまあなんとか耐えたわ。

特に僕、『スター・ウォーズ』シリーズでも何度も書いてるけど戦闘機のドッグファイトが死ぬほど性癖でして。『エピソード4』のヤヴィンの戦いに始まり、エースコンバットシリーズにのめり込んだりして…ていうか、この『トップガン マーヴェリック』って思いっきりBattle of Yavinなんよ笑
低空飛行で対空砲の下の細い溝をかい潜ってごく僅かな標的に爆弾を命中させるミッション。そんで敵機の追手に追いつかれて撃墜されそうになる絶体絶命のピンチをちょっといけ好かなかった奴がしれっと助けに来る。
完全にルースター(とマーヴェリック)がルークでハングマンがソロなんよ笑
こういう熱いシチュエーションは男の義務教育で特撮とかガンダムとかその他アニメなどで浴びるほど履修済みなので100%の確証を持って予想できたけどやっぱいいよなぁ。ハングマン、大好きだ。第一印象嫌な感じだったけど。あんなに自信家だったのに選抜に漏れて補欠が決定してもルースターにぶちかませって声援が吐けるとこも、作戦が自分抜きで成功しても思わずガッツポーズしちゃうとこも、助けた後恩着せがましくなく、気恥ずかしさからちょっとジョークを言っちゃうようなところも、帰還したルースターとガッチリ握手するとこも、お前、良い奴だったんだな…(ギャップ萌)

正直ちょっと不可解…とまでは言わないけど大人の都合を感じる部分もある(ウラン濃縮プラントを作ったからって勝手に爆破しに行く敵国ってどこだよとか、隠してるつもりだろうけど敵機がどう見てもロシア機…とか、マーヴェリックの完全な私情でルースターを僚機に選ぶところとか)。
まあでも、そこを厳密にしてもストーリーは面白くならないだろうから全然目を瞑れるレベル。

全く書かなくていいことだけど、トム・クルーズは郷ひろみにしか見えなかったし、海軍中将だった人は石田靖にしか見えなかったし、アイスマンは新庄剛志にしか見えなかった。どういうキャスティングだ。

少年の心が理解る人達は全員観ましょう。
える

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