ABBAッキオ

トップガン マーヴェリックのABBAッキオのレビュー・感想・評価

3.5
 2022年アメリカ。1980年代ハリウッド映画の代表作の一つトップガン。その続編が30年以上を経て制作された。トム・クルーズは前作同様の超絶戦闘機パイロットのヒーロー、前作では名前しか出なかった元恋人役に起用されたジェニファー・コネリーも美貌を保っている。前作では主力戦闘機の一つだったF14は本作では「博物館にある代物」と表現され、トムは若いトップガンを訓練する特別教官役として、FA18を用いつつ、いかに敵ミサイルと第5世代戦闘機から生還するか、が基本ライン。
 その基本ラインに忠実だったらよかったが、やがてトムが自ら作戦に参加する運びに。そしてF14も登場。スカイアクション・シーンは素晴らしいが、脚本・ストーリーは正直陳腐で予想通り。トム、あの爆発からどうやって生き残ったのか?前作トップガンは時代を象徴する作品だったが、本作は30年間の間にハリウッドがいかに新たなスター、新たなプロットを作れなかったかを象徴する作品と思われ、評判ほどにはハマらなかった。
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