最高。胸熱。今年ベスト級！
35年以上を経て公開される続編として、ベストななじゃないか。
細かい所の強引さは気になるが、全てにおいてアップデートされたフライト描写、キマリまくった画、既定路線ながら35年を活かし巧みに盛り上げていく展開は胸熱すぎる。
35年の歳月の余白の使い方が本当素晴らしい。
その余白にキャラクターの人生を感じられ、だからこそクライマックスの一連の流れは涙が止まらんかった。
マーヴェリックだからこその教官像、直感を信じる操縦と、仲間の死を絶対に起こさせない信念、それは伝搬する。
美術や音楽、カット、キャラクター含めファンサ要素は確かに多いけど、マーヴェリックというキャラクターの変わらなさと、逆に経過した年月を語り、本作のストーリーを深みのある物にするのに還元されてるので、言う事ない。
この映画って、パイロットの乗る戦闘機＝非CGによる実演描写で、「今はまだ死なない」と語るその姿は、彼の映画での取り組みを言いあえててたりする。
価値がある限り身を捧げ続ける、そんなサービス精神の塊トム・クルーズのドキュメンタリー映画な側面もある。
