このレビューはネタバレを含みます
前作から36年。まさか続編が出来るとは?!
前作監督の遺志に捧げ、主演俳優も自らの肉体を現役パイロットと同じ海軍の水中訓練を合格し、戦闘機の実機に搭乗しての、実践さながらのドッグファイト。
* ドッグファイト :
戦闘機での、追尾型ミサイル発射のための、コンピュータ制御の、標的ロックオンを避ける空中戦闘のこと。戦闘戦とも。
hack/lockに対して、hackり返し的な闘い。
強烈な演技を超える、強い想いやその上に愛する者たちや祖国を守るエリートパイロット達、若き精鋭の挫折と苦悩を、色褪せることなく現代に描いている。
戦争は嫌だ!
だか、何故人は戦う事をやめられなちのか!?
この愚かしいくだらない生き物、人間を心の底から憂う。
映画で描かれる、rouge state(或いはかつてはrouge nationと語られたろうが)ならずもの諸国が
劣化ウラン核を破壊行為に悪意転用するのを、阻むストーリーに仕立てられて居ながらも、
国防予算の膨大さの節減で、計画通りの、速度や破壊力を維持進化出来ない、秘密裏の軍用機、国家調達本採用までの、開発畑の
テスト合戦は、モノづくりで、軍需を担っていたことのある、信頼と伝統のある限られた民間会社のみの経験であろう。
若者は、軍需産業担うと言えば、戦争反対!
平和ボケ国家の若者の就活にもトホホ感。
お前は左翼なのか?
それでも日本人か?
大和魂はどこに捨ててきたのか?!と、小一時間問い詰めたい気持ちをよそに、
ノンポリ(ティカル)になった、ちんまい若者たちをみて、
自分が同じ頃は何してたかな?
なんてぼんやり考え込みそうにもなった。
歳はとりたくないものだ。
せめて、美しく歳を重ね、しわを年輪のように、硬くゆっくり育て、大地に根を張り、
役割を終え、朽ち果ててやがて枯れ土に還り腐りなんの役にも立たなくなっても、
何かの肥やしに成れれば、それも本望。
今すべきは、今ある戦闘の終結と核の在り方問題や、国の未来を言論と外交交渉技術から切り裂いて掻き分けて行くのかもしれないね!
なんて、国土の小さいミサイル国家や、
島国日本を遥かに想い、
軍隊のある国から、無い国のこれから出来る宇宙防衛軍の成り立ち具合を眺めている。
脱線甚だ失礼。
マーヴェリックは、軍人の名、現役主義を貫いたら堅物だが、のちに偉業を成し遂げ、国家計画すら、変えさせる力を持った
テストパイロット兼パイロット教官男の名。主役である。
ストーリーを前作と共に、ご覧いただきたい。