なぜ、金子文子はアナキストになったのか?なぜそんなに朴烈に惹かれたのか?
大正末期の日本を舞台にしているこの作品。
この時代、一般人が刀を持っていることはご法度なのになぜか武士まがいの輩が登場したりして…(汗)
何といえばよいのやら…
特に金子文子の生い立ちはある意味悲惨だったけど、それが彼女の承認欲求の強さおなって言ったように感じる。
そんな彼女の承認欲求を満たすために現れたのが朴烈だったんだとおもうし、それが良いことなのかそうじゃないのかはわからないけれど、なんか彼のというよりも彼女のペースに巻き込まれた感すら感じた。そして彼たちを利用しようとした人たちの陰謀?ある意味の利害関係(目的は真逆なんだけど)が総じてこのような裁判となり、彼女の人生であったりしたんだなと。
関東大震災のシーンなんかはなかなか良かったけどね。