まさなつ

金子文子と朴烈/朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキストのまさなつのレビュー・感想・評価

3.6
昨年の大阪アジアン映画祭から何度となく観る機会を逸していたけど、宝塚に近いシネピピアとい映画館で遭遇、、。

この時代、この題材なのに、、何この朝ドラ感!? 笑

あ、もちろんNHKでは決して放送出来ない(しない)と思うけど^_^

事件をリアルに再現しようとか、思想的背景を描くとか、日本人の蛮行を糾弾するとか、、そんな感じは薄く、演技も話もいかにも現代的。コミカルであったりゆるかったりと、思っていたのと印象が違って、ちょっと面食らった^^;

反日感は緩んだ反面、どうも中途半端な感じもあるんだけど、この映画は、二人の、同士とも憧れとも恋ともとれる関係性とその微妙な変化に重きが置かれていて、そこは役者の演技力も相まって面白かったです。

特にチェ・ヒソの存在感と顔面力は魅力的でした^_^
まさなつ

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