ぽぱゐ

サンキュー・スモーキングのぽぱゐのレビュー・感想・評価

サンキュー・スモーキング(2006年製作の映画)
4.3
スポークスマンの立場からタバコ擁護派のニックの情報操作の王としての変遷。当然社会にも敵は多いが、話術で社会も自分の心も煙に巻いていく達者さ。そしてその技術を継いでいる息子の存在。なにがびっくりってスモーキングってあるのに喫煙シーンが一つもないこと。安易に喫煙を推奨する映画ではないから好感もてるし、何回もでてくるようにあくまで喫煙者には選択権があるということ。パッケージにドクロマークつけようが有害なのは周知の事実。でも最終的に吸うことを選ぶのは個人なのは変わりない。 非常に社会における問題に対するメッセージも明確で直球。話術ってカリスマ性にも直結するからとても大事。
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