朝子の姿は、想像する自分であり、きっと夢の中のわたし。
夢の中にいるような心地よさのなか、現実に直面したとき、わたしはどんな行動をとるのだろう。
好きなことも、好きになったきっかけも、大切さだって、目の前にしたらそれがいちばんの幸せだって思ってしまう自分が少し恐くもなった。
今だからわかること、だからこその狂おしさを感じた作品で、切ないのに大好きっていう、あの夢と現実のふわふわしたところを感じたくて、また劇場に足を運ぶと思います。
あなたとみる景色は、どんなものだって、いつだって、きれいに見えるよ。
あのとき、やっと愛がわかったのかな、て思った。