冒頭で描かれる運命的な出会いのエピソードに対して即座に「んなワケあるかい!」と第三者による突っ込みが入ることで、観客は作中人物に対する“信用できない”感情を早々に形成することを躊躇なく行うことができ…
>>続きを読む前半は朝子の喋り方の遅さや表情の乏しさ、
二人の関西弁のイマイチさ、
ばくの喋り方の解釈が結構イライラする…
と思って細切れに観ていたんだけど、
中盤以降に俄然面白くなってきた。
朝子の自我が暴走…
初めて濱口竜介監督の作品を鑑賞。濱口監督の作品には社会性やメッセージ性を含んだ文学的な少し堅苦しい作品というイメージがあったけど、全然そんなことなかった。東出昌大や唐田えりかといった若手俳優を起用し…
>>続きを読む「感謝と愛情は違うんやからな」
ー大阪ー
モーニングの「朝」朝子(唐田えりか)
「麦」と書いてバク(東出昌大)
二人が出会い、一瞬で惹かれ合い幸せな日々を過ごしていた
ある日、麦は靴を買いに行った…
再鑑賞
初めて見た時、何が何だか意味がわからなかったことを覚えている。
今見ると、強烈に時代性をまとった映画に見えるのは間違いなくて、これは悪口でもなんでもないけど「一昔前の映画を見ている」という感…
見ていないのに 濱口竜介監督に苦手意識があって…手始めに。フランスでは人気があると聞いている。
これ、シリーズもののドラマだったら好きだったと思う。ドラマ カルテット にちかいものも感じた。
前…
このレビューはネタバレを含みます
顔の同じ2人の人間に出会うというのはなかなかファンタジックな設定だけれど、でもすごく好きだった人に似ていると感じて好きになってしまうとか、重ねてしまうとか、与えてくれるものの違いに揺れるとか、幸せな…
>>続きを読むCOMME DES CINÉMAS