ちゃあさん

さよならの朝に約束の花をかざろうのちゃあさんのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

Netflixのジャケ写に出てるし、見始めた時はその"元気いっぱい"そうな子が主人公だと思ってた。

あら〜、主人公そっちか!
騙されたw
うまい!

しかし、ファンタジーの世界感は良いが、キャラデザインが正直ちょっと好みじゃなかったな。。


不老不死で15歳ぐらいで見た目がストップする主人公マキアが、賊に襲われて死にかけていた赤子を拾いあげ育てると決意する。
どんどん成長する"人間"の息子との距離は徐々に離れていくが…

主人公マキアは不老不死なので、普通の人間とは時間の感覚が違う。何年も経過しているがマキアには一瞬だったりするのだ
その辺りが突然場面が変わってしまう構成になった理由かな。



内容は結構哲学的でおもしろかった。

誰かの子である事から、親になる事で自身のアイデンティティが確立される。うーむ、納得☺️
その表現も、あなたの存在が私を織りなす一部になるのだ、マキアがヒビオルという織物を生業?とする民であるというのと絡めてあって素敵だなと思った。

さよならするのがわかっていても、そこに飛び込まないのは寂しいぜ!っというテーマかなと思いました。

ラスト、作り手がわざとやってるのが分かっていてもウルッときてしまうw




「葬送のフリーレン」も同じような設定だが、こちらはもっとゆる〜い感じで、不思議な魅力のある作品なので好き😚