吉良吉影

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法の吉良吉影のネタバレレビュー・内容・結末

2.8

このレビューはネタバレを含みます

ディズニーランドの隣にある貧困層が多いモーテル。そこにタトューだらけの母親と悪戯好きな娘が住む話。
正直何が伝えたかったのかがイマイチ分からずじまいで終わってしまった。貧困の家族をテーマに重きを置いているのか、母娘の絆に焦点を向けているのかが謎のまま。
*解説読むと両方らしい

風呂で娘が大音量で音楽を聴いていたのは、家賃を払うための売春だったとは気づかなかった。直接的な描写を避けることで子供には見せられない大人の事情を演出しているように思えた。母親も倫理上良くないが、娘の子育てに必死だったのを感じた。
最後の怒涛の展開は笑ってしまった。「友達とお別れになるかもしれない、なんとかしなくては」という流れかと思ったら夢の国に駆け込んで終わり。ある意味どんでん返しを食らった。
吉良吉影

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