るる

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法のるるのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ウィレム・デフォーとフランシス・マクドーマンドのバディムービーを見たい、似てない? ふたりで世の中の小さな悪を滅ぼしていってほしい、夫婦役でお願いします。

母役、侍女の物語のエリザベス・モスかと思ったら違った。ブリア・ヴィネイト、インスタをきっかけに映画デビュー、すごいな、すごいっていうか、なにかが変わればいいのにな…

悪ガキ、こまるなー! でも彼らなりに友情があって…仲を引き裂くんじゃなくて、もうちょっとなんか、どうにか、できない家庭のほうが多いのは承知してるけど…

観光客にチップを求める子供達、ちょっぴり戸惑う女友達の表情にクローズアップしたところ、世界の違いを感じさせて良かったし、視点のセンスがいいと思った。

『スラムドッグミリオネア』が2008年か、他国で生きる子供の奮闘に感動してる場合じゃないだろって感じな、ディズニーワールドの隣の貧困、自国の貧困に目を向けるの大事、イギリスだと『わたしは、ダニエル・ブレイク』、日本だと『万引き家族』が相当するんだろうか…うーんんん、2018年…

停電してモーテルの住人たちが顔を出すシーン、回復して拍手が起こる、めっちゃ良かった。支配人のウィレム・デフォー最高の配役だし、パープルのモーテルの外観はとても美しい…あの髪の色、ギャラクシーヘアも2016、17、18年だよな

自販機を探してたという男、小児性愛者じゃないかと子供を守るシーンにつながる、すごい、えらい…茶化さない、とても大事…

香水を買うのがダメなら2、3ドルくれませんか? それは大きな一線ではないかと…商売ではなく施しを、そこに抵抗を感じないのは、なあ、

テイクアウトにしてもらって、捨てる、エレベーター、父親に向かって冷蔵庫を強引に押し込む、怒りや憤りの表現がすごい…

ゆめかわギャラクシーなヘアカラーに彩雲が美しい…決意

水着でセルフィー、幼い娘の写真をアップしてシングルマザーだとアピールすると、娘狙いのロリコン野郎が寄ってくるらしいね、あるあるらしい、多分わかってやってる、完全に一線を超えてる…でも子供を守る意思は感じられて、なんともな…なんとかならんのかってな…

悪いことしたら児童家庭局がくる、離れ離れになって暮らすことになる、って子供に告げた上で暮らしてるらしいアシュリー、良い判断だなって…なるほどなって思った…私と一緒に暮らしたきゃ良い子に、ってとんでもない追い詰め方ではあるけれど、サバイバル術としては正しいと感じる…

児童家庭局がきてもピンときてない、ムーニーに対して周りの大人たちが一切なんの説明もしないの、優しさだとは思えない…いや難しいことだけど…リアルだけど…

アシュリーの潰れた顔、ショッキングで、無邪気なムーニー、誰もなんの説明もしない、やっぱりどうなの…親のしたことを教えるのは酷、か? 教わらないより教えてもらえたほうが大人を信頼できると思うので…うん…

親友の涙、手を取って走り出す、音楽がかかって、苦笑してしまった、スマホでゲリラ撮影…そして、そこで終わる!? 少女たちは夢の国へ…

『タンジェリン』より洗練、でもこっちの方向か、という感じ、ちょっと物足りず…子供がかわいい、映像が美しい、だからなに、と思っちゃう、良い表現はたくさんあったけど、やるせない…生まれた時から貧困と、転落した結果の貧困、どっちが辛いかってな…スマホで現実逃避する姿、キた。ipadは売った、うん、やるせない…
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