【フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法】
6歳の少女ムーニーとギャルママのヘイリーはディズニーワールド近くの安モーテルでその日暮らしをしている。そこはあらゆる事情からムーニー家族と同じように貧困に喘いで暮らす大人とその子供て溢れている。大人たちは閉塞感に苛まれているものの、子供たちはそこでの生活に意味を塗り替えることで冒険のように楽しんでいる。
そんな彼らを温かくも見守る管理人ボビー。
貧しくもムーニーとヘイリーたちは楽しく過ごしているのだが、ある出来事がきっかけに生活が一変する…
舞台の安モーテルでの生活が子どもたちが楽しそうだし、親も貧困には困ってるものの子供と一緒に楽しもうとしているし、フロリダの天候も手伝って晴れやかにニコニコしながら観れてしまう！！
子どもが映る場面ではカメラの視点も子供の目線に合わせており、観客も子どもに帰ったように冒険してるような気分になれるのがたまらない！！言わずもがなで子どもめっちゃ可愛いし、ギャルママのヘイリーも超キュート！！ もうこれだけで良いんだけど、貧困による悲しい出来事が本当に辛い。
その辛いシーンでのヘイリーの表情が空虚な絶望感があって悲しさを誘うし、それを受けてのいつもヘラヘラしてるムーニーの真剣な表情が涙を誘う…
