わだげんた

NUMB[ナム] 極限の争奪戦のわだげんたのレビュー・感想・評価

NUMB[ナム] 極限の争奪戦(2015年製作の映画)
2.2
全員、まぬけ。

雪山舐めんな(*`Д´)ノ!!!

工夫次第でいくらでも面白くなりそうなのに、設定の杜撰さでツッコミどころ満載のバカ映画に成り果てた作品(^_^;)

職を失い、借金を抱えた夫婦が運転中にヒッチハイカーの兄妹を拾う。兄は務所帰りで妹は売春婦。犯罪臭プンプンする二人に嫌悪感を示す夫婦だったが、あることがきっかけで兄妹が金貨のありかを示した紙切れを手にしてから状況が変わる。

夫婦の夫は金貨がある雪山のエキスパート。金貨のありかを把握している兄妹はとりあえず夫婦と協力体制をとって現場に向かうのだが。。。

ってお話。

雪山での裏切り合い、出し抜き出し抜かれ、というところは観るべきところがあって、何より雪山の過酷さは伝わってくる。。。

だがしかし。
良いところはそこまで。

そもそも誰もが突っ込みたくなるのが雪山に行くのに通勤するような格好で行くってのがねえ(笑)
手袋すらない。埋まってる金貨掘らなきゃいけないのに、シャベルもない。食べ物もなく、テントなんてもちろんない。

で、みんなー『寒い寒すぎる』とか言ってる。そりゃ、寒いよ! 雪山だからな。

しかも、何らかの事情で、着の身着のままで、雪山へ向かうって設定ならまだわかるけど、出掛ける前、一泊してんるとか(笑)
泥棒してでも装備揃えろよ!!!

あと、途中謎めいた人物が出てくるんだけど、これが全く何もしない。なんなんだ、あれ。伏線の張り方知らないのか(笑)?

と、いろいろツッコミながら観れば意外と楽しめるかもです。

一応、ちゃんとオチもあるしね(^_^;)
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