これ、本当にドキュメンタリーなのか?本当にドキュメンタリーだとしたら、かなりフィクションとの境界を曖昧にしてる怪作。主人公の女の子常に怒ってて、気を張ってるってことなのだろうけど、それが演技っぽくも…
>>続きを読む酒乱の父。
家出の母。
自閉症の弟。
家族を必死につなぎとめようとする14歳の少女・オラを中心にしたドキュメンタリー。
バラバラの家族に幸せは訪れるのだろうか。
あまりに苦しい状況に、弟はフィクショ…
大人が一切口を出さない、出せないくらいにオラがしっかり者過ぎる。それ故に、まだ14歳の少女が本来は青春真っ只中で恋に友情にと遊んでもいい年頃なのに家族の重責をここまで抱えてしまっている姿と時折癇癪を…
>>続きを読む【第30回ヨーロッパ映画賞 ドキュメンタリー賞受賞】
ヨーロッパ映画賞の他にも山形国際ドキュメンタリー映画祭の大賞など世界各国の映画祭で評価された作品。
自閉症の弟ニコデムと姉オラが主人公ではある…
そこにカメラがあると感じさせる場面もあるにはあるが、少なくともニコデムには演出が一切ないから、その周囲を追っていくことでごく自然なドキュメンタリーとして切り取ることに成功している。
オラがこの役割を…
現実が、変化して、フィクションに
ニコデムは今日も唄う
ニコデムは言葉を口ずさむ
「信仰 希望 大食い」これがニコデムの徳。彼は不意に言葉をだす、私たちの裡にある混じりけを浚うように。
教…
YIDFFコンペ:A・ザメツカ『オラとニコデムの家』(16、波)。狭く汚れたアパートに住む少女とその自閉症の弟、ダメな父親、そして別居中の母親。彼らの様子、取分け弟の聖体拝領へ向けて家族の間を懸命に…
>>続きを読むドキュメンタリー、そしてフィクションの境界とは一体なんなのだろうか。
ドキュメンタリーとは思えない映像。それは撮ってる側と被写体の距離が限りなく近いからこそ成せる技なのだろうけど、カメラを向ける側は…
©HBO Europe s.r.o.,Wajda Studio Sp. zo.o.Otter Films Wazelkie prawa zastrzeżone,2016