ぼぼし記録用

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリスのぼぼし記録用のレビュー・感想・評価

3.7
全てのシーンに説明がないので、どういう状況なのか常に考えながら見ることになる。結局何をしているのかわからないシーンもあったりする。が、それはそれでよく、この図書館のさまざまな目的や義務を知ることができて面白い。

印象に残ったのは職員のミーティングの場面。限られた予算の中で市民のために何ができるか常に話し合っている。また中盤の建築家による図書館についての考えも興味深かった。

しかしこのような文化的な建築物が身近にあるというだけで、おそらくその街に住む人の心に少なからず影響を与えるだろうな、と思う。あの場所にいるだけで(ただ階段を登るだけもでも)なんだかインスピレーションか湧きそうだもの。羨ましい。