まくないと

盗聴者のまくないとのネタバレレビュー・内容・結末

盗聴者(2016年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

失業中の男が得たのは、盗聴テープの文字起こしをするだけの、諜報機関の末端業務。

その平凡な男が、政治のパワーゲームに引き込まれ泥沼状態に。

末端なのに、自称トップが面接するなど、リクルートの方法としては有り得ないし、他の描写もスパイものにしては、リアリティが皆無だが、現代の話にしては、上手くITのハイテク要素を抜きにし、テープやタイプライターを印象的に使って、古き良きスパイものの風情を醸しているのが良い。

女との絡みが不完全燃焼気味だったので、いっそ無しでも良かったか。