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マーウェンのAKのレビュー・感想・評価

マーウェン(2018年製作の映画)
2.7
ガス・ヴァン・サント『ドント・ウォーリー』とティム・バートン『ミス・ペレグリン』を掛け合わせたような作品。『バックトゥザ・フューチャー』と『フォレスト・ガンプ』のセルフオマージュにはクスッとしたが… 前作『マリアンヌ』と前々作『ウォーク』に比べて格段に落ちるのは否めない。

ロバート・ゼメキスとスティーヴ・カレルなんて、第二のフォレストのような作品になってもおかしくないのにスイングしなかったのは、やはりマークの設定の弱さ。この映画の肝はスティーブカレルが過去に受けた暴行が「ヘイトクライム」であり、だからこそ裁判シーンに緊張感が出るはずなのだが、なぜか映画はそれをサラッと流し、サラッと流すのにそれが繰り返される。そういう脚色なのかも知れないけど、完全に狙いを外している。あとモネイをもっと出せ!!

うーん、ちょっと残念でしたね
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