何気に気になっていた作品。
アマプラで鑑賞。
オープニングからエンディングまで、造形・美術は楽しかったなぁ。
音楽もポップで、人の血潮や内臓は、紙
テープやペンキ、スライムに変化。
敵役のクリーチャーも、段ボール紙などの紙類がベースなので可愛いし。
でもストーリーが、30歳にして親に仕送りして貰ってるモラトリアム男子のこじらせに依ってるところ、彼の苦悩に共感できない私は、若干イラっとしますわ。
あと、物語序盤のくだり、ちょっとしつこい。
部屋に出現した段ボール細工。彼がいない!→声が聞こえて、迷路で迷子になった、と!?→友人早出で、おーい出てこいってやるところ。
とっとと中に入って欲しいって、思った観客多数派でしょ。
結果、私の感想は微妙な着地だけど、アートは楽しめるので、興味があったらどうぞ。