おれさま

キラー・メイズのおれさまのレビュー・感想・評価

キラー・メイズ(2017年製作の映画)
2.9
"High five ! "

NHK教育がホラーになってやってきた!
小道具演出、美術、とっても可愛らしい。
下手したら子どもでも観られ…それはないか。ハッチポッチステーション、クインテットを思い出しました。あー可愛い。ちょっと待って、コレナンデ商会って今年度末で終了なんですか?なんとタイムリーな。NHKのパペットバラエティの終焉か…

ってのは置いておいて、何だったのだこの作品は。正直内容はほぼ忘れました。けれど、なんでだろ、魅力的に感じてしまった…クオリティが凄かった。あの段ボールのセットを奔逸と捉えるか、クリエティブと捉えるか、芸術は紙一重だ。
段ボール迷路作成に熱中して迷子になるっていう設定だけで、発想が狂気の沙汰。掘り出し物映画というより、放り出し物映画。段ボールだけに。
最後はみんなでお片付け。

今流行りのビンタのシーンもありますね。
海外ではジョークの捉え方がかなり違うようで、クリス・ロックを擁護する方が多いとかなんとか。どちらを擁護する訳ではないですが、ブラックジョークの質が今後、変わっていく一つのきっかけになるのかもしれませんね。そして、2人に注目されてばかりですが、一番の被害者であるジェイダのことが置き去りにされているようで、気になりました。
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