すがり

キラー・メイズのすがりのレビュー・感想・評価

キラー・メイズ(2017年製作の映画)
2.9
折り紙をやるんです、私。
オリジナルは持ってない程度のライトなファンですが、趣味でやるんです。

メインの舞台がお手製の段ボール迷宮だなんて心動かされまくるわけですよ…!

デイブ!
良くやった!
私はもうこの段ボールが見られただけで満足だよ!

その造形の、圧倒的な子どもの秘密基地感!
迷宮にある各部屋の美術系学校の文化祭感!
ちょっとしたホラー感!ハイタッチの恐怖!
少々ファンタジーまで混ぜ込んでこれじゃあ段ボールの舞台以外に映画でやりたいことが迷宮入りだよ!

舞台以外はまさにシュールってやつ、色々とね。

ただ、迷宮が生みだされた理由だとか、迷宮の存在だとか、途中の映像や表現の柔和化も含めてなんだか教育番組みたいな側面もあるんだ今作。
終わり方も良くてその辺は純粋に好きです。

そんなこともあって面白いかはともかくとしても、とても楽しい映画だったね。
すがり

すがり