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バニシングのopokoのレビュー・感想・評価

バニシング(2017年製作の映画)
3.5
2024/04/29視聴、U-NEXT

ジェラルド・バトラー鑑賞会。
Filmarks評価は、2024/04/29現在3.0と微妙。ハードルを下げて覚悟して鑑賞(ていうか、もっと観るべき作品あるだろと自分でも思ってます)。

本作実話に基づくストーリーだが、人間の業というか、欲というか、嫌な部分だけを見せられる作品。
ジェラルド・バトラーのアクション一切なし。むしろ多少の乱闘があっても弱い。

「バニシング」とは「失踪」という意味。まさにストーリーのきっかけとなるキーワード。

3人の灯台守のうち1人が誤って、遭難して岩場に打ち上げられた人を殺してしまい、その人が持っていた荷物から金塊を見つけたことで・・・。

人間の欲と、人を殺めたことによるストレスの狭間で感情が揺れ動き、狂気の間にふと我に返る。さらに複数の人間が関わることで、それぞれに対する感情(まさに三角関係?)が混ざることが一層観ているこちらが、観ていてずっとぐったりする。

ある意味、胸糞映画(一応、評価してます)だけど、私は胸糞映画はできれば避けたい人間です。
実話に基づくところが、どこなのかが気になるが、まさかお互いに手を挙げるところはフィクションであってほしい。

Filmarks評価3.0よりは評価できるが、多分Theジェラルド・バトラーを期待した作品ではないことが、このスコアなのかなと思う。
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