ほぼ前知識なしで観たけど,かなり好みの作品だった◎
復讐劇なんだけど,雰囲気的にはバトルロワイヤル。
舞台の設定が極寒のド田舎というのも秀逸で,その世界観を表す一助になってました。この町,サイコパスしかおらんのか?って。
かなりバグった登場人物たちと展開なのに,あそこまで突き抜けていると,もはやファンタジーとして,突っ込みどころなんか気にならなかった。
「これ以上焦がしちゃうと食べられなくなっちゃうよ。あんたのバーベキュー。」って台詞と,
「お父さんの代わりに僕がお母さんを殴ってあげなきゃ」って台詞が印象的だった。
アイバくんとルミはホンモノだった…
いじめについて考えさせられるけど,何を伝えたくて描いた作品なのかよく分からないのが1番怖いかも。
ただただ救いのないグロデスクな世界を描きたかっただけなのか?
原作者さんに聞いてみたくなる。