このレビューはネタバレを含みます
よくぞここまでやってくれた！
内藤監督は乾いた暴力描写を撮らせたら、日本でも上位の部類の人ではないか。
原作ファンとして、あの印象的な痛々しいビジュアルを再現した心意気だけでも満足なのに、残酷な描写を徹底的に残酷に描き、結果としてどこかシュールなコミカルささえ漂う内藤監督の手腕は見事。押切先生のテイストがかなり表現されていたように思う。
改編に関しては、これもある意味では残酷なのではないかと感じたので個人的にはアリ。
実写化としては確実に成功の部類だと思うが、内容が内容なので表立っては評価されづらいだろうなぁ…
