結婚間近の黒人カップルの旦那のほうが冤罪で投獄された話。
長い上映時間のうち、冤罪事件もほぼ進行なし、カップルの過去の甘いシーン、今の投獄中の彼との対話のシーン、これが本当に交互するだけの構成だから、すぐ飽きる。
内容も、まだこの話しとんのかという感じで、一向に進展なく、
制限速度60キロの道を10キロ未満で走り、大渋滞を起こしている先頭車のような映画。鑑賞者置いてけぼりで、好きなスローリズムで走ってる。
ところどころの映像はロマンチックでいいんだけど、それにしたって中身がなさすぎるんじゃないだろうか。
話がとにかく進まないから、旦那が冒頭から捕まってるが、途中で投獄されるみたいな展開の方がまだ観やすかった気が。
前回に引き続き、白人ヘイトの傾向は変わらないし、前作ムーンライト同様、私的にはパッとしない映画。結局言いたいことの根源は前作と同じなんだろうと思う。登場人物が、LGBTから男女になっただけ。代わり映えしない。
もうこの監督映画は観ないと思う。
