なんでこんなことになるのだろう。
内容は違えども身近にあるどうしようもない話と根本は似ている感じがする。
警察がもっと丁寧に捜査して報告していればこんなことにならなかったのだろうかとも思ったりしたけれども、ミルドレッドの怒りは矛先が変わるだけで同じかなとも思う。
最初から最後まであの覚悟を決めたミルドレッドの顔がやりきれない。
怒りは、怒りをよび、もしくはいろんな人を追い詰めるが、娘をレイプされて焼死だなんて、そのやりきれなさはどうすればよいのか?
答えなんてでないだろうけど。
人種差別やDVや社会問題も、うまく匂わせた考えさせられる映画でした。
追伸
町山智浩さんの考察を読んだら、もう一度観たくなりました。
ほんとすごい映画だわ!
それとノマドランドのフランシス マクドーマンドも見てみたい!