ぼむ

スリー・ビルボードのぼむのレビュー・感想・評価

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
4.0
娘をレイプされ殺された母親は、まだ解決できない警察の怠慢を町の看板に広告を出すことにより警察を挑発する。
ただ警察も怠慢だったわけではなく解決への手がかりがなかった。

警察署長を慕う住民も含め、娘を想う母親は孤立していくのだが、全体的にはどちらも感情的になりすぎていて歩み寄る気配すらない。
そしてそれが新たな様々な事件を呼び起こす。
そこからがこの映画のいいところなのである。
広告会社の人と警官、母親と警官、その間に少しの優しさが見えてくる。

結末は…ぼんやりほのめかされているがいい感じの終わり方だった。
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