コーヒーマメ

スリー・ビルボードのコーヒーマメのレビュー・感想・評価

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
4.0
これは驚いた。
脚本の強度が物凄い。
たった三つの看板で、これほど感情が揺さぶられる物語が出来上がってしまう。
これだから、映画は面白い。

人が他人のことを完全に理解できることは不可能だと改めて感じた。
別にマイナスの意味ではなくて、その前提に対してどこで折り合いを付けるかが、その人の器の大きさだったりするのではないかと思う。

その強固な物語を支える役者陣も素晴らしい。
サム・ロックウェルほんと好きだなぁ。
『プールサイドデイズ』と本作しか観てないけど、振り幅凄すぎ。
彼の作品、もっと観て勉強させていただきます。