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スリー・ビルボードのIのレビュー・感想・評価

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)
4.7
いわゆるお決まりな展開から逸出ししまくって意外な展開を見せ見終わった時にはここはどこだろう?という場所に連れて来られる作品。感想が難しく放置してた。
でも、これがリアルだなぁと思う。綺麗事で全然済まされないところが好きだった。
黒人差別もあるけど、白人の中にも差別があって、それが今作舞台のミズーリの白人。田嶋陽子さんが著作で「虐げられた人は自分より弱いものを虐げる」というような事を書いて差別や暴力の連鎖を説いていたけど、それを思い出した。フランシス・マクドーマンドとサム・ロックウェルの受賞は納得。
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