まめだいふく

ローグ・ウォリアー 全面戦争のまめだいふくのレビュー・感想・評価

3.0
 たまに無性に観たくなるB級SF。
 そんなわけで手に取ってみた本作。
 いやはやチンプンカンプンでございます。

 何となく言いたいことはわかるんだけど、ワザと分かりづらく、回りくどく作っているような感じ。

 内容としては、進化し過ぎたAIと人類との戦い。で、人類が勝利するには別の惑星にあるという古代兵器か何かを手に入れる必要があるということで、やたら胸の谷間を強調する女性兵士シエナが、協力者と共に地球を飛び立つ……というもの。

 2016年製作のSFにしてはVFXが安っぽい。まあ、低予算だったんでしょう。
 それはそれで、まあいいとして、途中で宇宙刑務所から一人の囚人を助けるんだけど、その男、どれだけ重要な人物なのかと思いきや、あっさり死ぬ。何? 何の意味があったの?

 で、その後はシエナと共にやってきた協力者の若い男は、荒廃した惑星にいた風俗ロボットとイチャイチャしだすし、実はシエナは○○でしたなんて唐突な展開になって、後半になればなるほどストーリーが頭に入ってこない。

 単なるドンパチもので終わらせるのではなく、考えさせられる ‶何か” を含ませたかったのかもしれないけど、如何せん観てる側にそれが伝わってこない。

 ストーリー云々は置いといて、あくまで ‶B級SF” を楽しむ分にはいいかもしれない……?

 因みに、クリストファー・リーは出てませんよ!
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