過去の名作アニメを次々と実写映画化しているディズニーが空飛ぶ子象のダンボを実写映画化すると聞いた時はさすがにそれは難しいのではと思ったけど監督を務めたティム・バートンは母親のジャンボと離ればなれになった子象のダンボを母親の元に返してあげようと奮闘するサーカス団で暮らす姉弟を中心に進んで行く物語を持ち味であるダーク・ファンタジー的要素を残しつつも老若男女誰もが楽しめる王道のディズニー映画としてまとめ上げていて流石だなと思いましたね。子象のダンボの愛くるしさはもちろんコリン・ファレル、ダニー・デビート、バートン監督の新たなミューズとなったエヴァ・グリーン、そしてバットマン以来久々にバートン監督とタッグを組んだマイケル・キートンなど脇を固めた俳優陣の好演も光り期待以上に楽しめた作品でした。
