舞台はオーストラリア。
都会の任務を終え、故郷の小さな街に戻った先住民(アボリジニ)の刑事ジェイ。
道路脇で死体となって見つかったアボリジニの少女の捜査を始める。
白人ばかりの同僚の中で1人先住民のジェイ。
街での先住民の暮らしぶりは貧しかった。
なぜか、ジェイと同じ先住民である子供達は刑事であるジェイをよく思わない。
1人で捜査をするも住民達は非協力的だし…。
白人は白人でなんだか偉そうにしてるし。
ほとんどはジェイの目線から淡々とストーリーは進む。
あまり説明とかもない。
たくさんの台詞もない。
だけどなんか好き。
ジェイがカッコいい。
白人にはない重みというか。
渋い。
銃撃戦のシーン、凄くいい。
打ったら直ぐ当たる、というのがない。
リアルである。
ちょっと時間差があるのがとてもいい。
これもリアルなのではないか?
そして銃撃音だけというのがいい!
面白い!!
ラストシーンの映像、色使いがとてもとても良かった。
アイヴァン・セン監督作品